電子ブレーカーは省エネ?②

 では電子ブレーカーを「省エネです」と言って売り込むのは嘘なのか、というお話ですが、一概にそうとも言いきれないのが判断の難しいところです。例を挙げれば、飲み屋のおねえちゃんの「貴方が好きよ」というセリフくらい難しいです。実際私の事が好きなのか、私の財布が好きなのかはとても判断が難しく、間違った判断に基づき多くの損失を出してしまうという例は枚挙に暇がありません。

 ・・・・ごめん、なんかニュアンス遠くなった。

 ともかく理解していただくのはとても難しいところなのですが・・・・各事業所単位で見た場合は電子ブレーカーで省エネが出来るわけではないのですが、地域内で一定規模の電子ブレーカー設置事業所が集まったとき、そこには省エネ効果が生まれるのです。
 
 もう少し詳しくお話しましょう。
電力会社は間違っても電力不足による停電など起こしてはいけないわけで、必ず少し余裕を持って発電をしています。ここで「余裕」というのは何に対する余裕かと言うと、「その地域の基本契約の合計」に対してです。そして余裕を持って発電した結果生じる余剰電力については、無駄になってしまっています。なので、電子ブレーカーが世に普及し、地域の多くの事業所が本当に必要な、実態に合った基本契約に変更してくれれば、電力会社も用意しておくべき基準となる発電量を引き下げることができ、全体としての省エネが実現されるわけです。
(北海道電力の友達に聞いたものを私の頭で理解出来る範囲で書いているので、まあ厳密にはちょっと違うんでしょうが、まあ全体としてはそんな感じです。「全然ちげーよ!」と思われた業界関係の詳しい方は、優しく見逃してください。

 こんな風にミクロで見れば効果は無いが、マクロで見たときに効果を発揮するというのは世の中によくある話です。例えば私の住む札幌市に美人が一人引っ越してきたとしても、恐らく私の人生に何の変化ももたらさないでしょう。しかし美人がもし1万人引っ越してきたらどうでしょう?何だか私も幸せになれるような、そんな予感がしませんか?(「何万人引っ越してこようがお前の人生は何も変わらねーよ」という突っ込みは受け付けません。)

つまり私がお伝えしたいのは、そういったニュアンスの「省エネ」という意味合いに関するミクロとマクロの違いであって・・・・・・
ごめん、またニュアンス遠くなった。

続く





北海道札幌市で、省エネによるコスト削減をご提案する専門家(シンさん)のブログです。特に進化型電子ブレーカーやEMSによるデマンドコントロール、電力の基本料金削減について、メリット・デメリットを踏まえ優しくご説明いたします。